いろいろ考えるブログ

株式会社ベンチャーネットでいろいろ担当しているタケダがいろいろ考えるブログです。

余白を残す

こんにちは、タケダです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは相変わらず冬眠モードです。今月は26日からお休みをもらう予定なので、あと2週間はゆらゆらと働きます。けれどもう心は完全に冬眠モードです。北国の皆さまには怒られそうですが、ニュースで北国に雪が積もっている映像を見るだけで寒気がしてくる体質なので致し方ありません。早く春にならないかなあ、冬は嫌だなあ、と思いましたが、よく考えたら冬以外でもいつも次の季節を待ちわびているような気もします。飽き性だからでしょうか。四季のある国でよかった(?)

 

さて、そんなわけで先週に引き続きあまりネタが思い浮かばないので、つらつらと気の向くままに書いてみようと思います。

 

最近は、なんとなく余白を大事にしていきたいなあという気持ちがあります。余白ってなんだろう、というのも曖昧なのですが、余裕というか、空白というか、空いているスペースというか。「空き」が大事かなあという感じです。

 

京都に住んでいたころは、余白がたくさんあったような気がします。学生だったからというのもあるかもしれませんが、就職活動で東京の大学生に会ったときにその忙しなさに驚いた記憶があるので、京都特有の何かがあるのかなあという気がしています。時間の流れがゆったりしている感じというか、なんというか。

 

あの頃の自分には、そういう余白を楽しむ力が備わっていたように思います。たぶん、余白を楽しむにはちょっとした力というか、コツというか、そういうものが必要で、いつでも誰でもできるわけではないのだなあと、東京にきて就職してから感じました。

 

なんとなく、自分の周りを見渡したときに、幸せそうな人は余白を楽しんでいるんじゃないかなあと思います。なにかと詰め込みがちな昨今だからこそ、ということでもあるのでしょうか。

 

そんな風に考えて、最近はちょっと学生の頃の気持ちを思い出してみようかなあと、そのころ読んでいた本を読み返してみたりしています。おかげで少し余白を楽しめるようになってきたような気がしたりしなかったりしています。

 

世の中が忙しなく動いている師走に何をやっているんだ、という人もいるかもしれません。けれどそんなときだからこそ、余白を残してやっていきたいなあという感じがします。

 

こんな風に意識をしないと余白を残しておけないというのは、私もずいぶん大人になったのかなあと思います。うれしいようなさみしいような気持ちです。