いろいろ考えるブログ

株式会社ベンチャーネットでいろいろ担当しているタケダがいろいろ考えるブログです。

小学校の先生の名前が思い出せない

こんにちは、タケダです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは気温の変化に踊らされています。最高気温が20℃近くなって春だなあと思ったのに、夜になったら普通に冬だったりして、くそーという感じです。今日は寒いですが、明日はまた暖かくなるらしいですね。そして明後日からはとても冷え込むみたいです。自律神経が破壊されかけていますが、ぼちぼちやっていこうと思います。ぼちぼち。ぽちぽち。

 

さて、東京では中学受験がひと段落したようです。駅に中学受験生を応援するポスターが張り出されているのを見て思い出しました。かくいう私も15年前くらいに中学受験をしたものですから、なんとなく思い出して懐かしんだりしてみたのでした。

 

小学生の時、学校が嫌いで、塾が大好きでした。学校が嫌いだったのは主に先生が嫌いだったからです。しかいいま思い返すと私が先生を嫌いだと思っていたのは、先生が私に意地悪だったからで、先生が私に意地悪だったのは私が先生に生意気ばかり言っていたからなので、まあ本当に申し訳ないなあという感じです。先生が板書で漢字を間違えたりするといちいち指摘するタイプの子どもだったので、そりゃまあねえと思います。先生だって人間だもの。

 

塾は先生も同級生たちも面白くて、塾に行く時間が大好きでした。いま思い出してみたら小学校の先生や同級生の名前はほとんど思い出せないのに、塾の先生や同級生の名前はほとんど覚えているので、人間って楽しいことは覚えているんだなあと思います。

 

なんで塾の先生や同級生が好きだったのかなあと思い出すと、みんな素直というか、正直というか、真面目というか、まっすぐだったなあと思います。

私が質問したり指摘したことに小学校の先生は逆切れで返すけれど、塾の先生は一緒に悩んでいろいろ調べてくれたり、間違っていたら間違っていたと正直に言ってくれたり。小学校では成績やテストの点数ってなんとなくブラックボックスなところがありましたが、塾ではぜんぶオープンなので変な探り合いもなく、素直に今回は誰が1番だとか言い合って、自慢したり落ち込んだりしていたわけで、そういう環境がよかったのかなあなんて思います。

 

どうにも私はいろいろ隠しあって腹の探り合いみたいなことをするのが苦手なんだなあと思います。そういえば、前の仕事をしていたときにみんなが出すからとなんとなくで出してしまった留学の希望を取り下げたことがあって、人事の人に理由を聞かれて「5年後もここで働き続けている気がしないので」と素直に答えてお呼び出しを受けたことがありました。

 

友人に話したら「もっと適当な理由でごまかせなかったの?」と言われたのですが、そんなこと思いもつきませんでした。思いつかなかったというか、みんないつもそんな面倒なことをしているのか、大変だなあという感じです。

 

もちろん本音を言わないことが気遣いみたいな部分もあるでしょうし、世の中を円滑にわたっていくために必要なときもあるのかもしれません。そういうときはちょっと面倒でも頑張るかあ、と思うのですが、できればそういう面倒なことをしないでいい環境にいたいなあと思いますし、隠し事や腹の探り合いをしなくてもいい人たちと付き合っていきたいなあと思っています。