いろいろ考えるブログ

株式会社ベンチャーネットでいろいろ担当しているタケダがいろいろ考えるブログです。

時間とゴール

こんにちは、タケダです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは2か月のダイエットジム通いで、7.5キロ痩せました。からだが軽いです。ビフォーアフターの写真をもらったのですが、アフターを見てうれしい気持ちと同時に、ビフォーを見て「わたしこんなんだったのか・・・」という恐ろしさが押し寄せます。人間は太ると幅が拡がるのではなくて、厚みがでるのだということを知りました。厚みがね、ほんとすごかったんです・・・はい・・・。

 

さて、そんなわけであっという間に2か月が過ぎました。さらにいうと、もう9月も終盤です。今年も残り3か月と少しになってしまいました。お正月、ついこの間だったような気がしていたのですが、次のお正月のほうが近づいています。

 

時間が進むのが早いということは、毎日いろいろなことをやっているということで、悪いことではないと思います。けれどその時間の経過とともに自分もちゃんと進んでいるのか?と考えると、はてどうだろう、となってしまいます。

 

そもそも、進む、ってなんだろうという疑問も浮かびます。進む、とか、戻る、とかいうのは、スタートとゴールがわかっていて、そこに近づいたり遠ざかったりすることというイメージがあります。そうなると、「時間が進む」というのもちょっと不思議な言葉のような気がします。時間は一直線にスタートからゴールに向かっているのでしょうか。たしかに時間は過去から未来へと続いていくわけで、さらに一度過ぎてしまえば過去には戻れません。けれど、過去にスタートがあって、未来のどこかにゴールがあるのか、というと、本当にそうなんだろうか、と思います。

 

なんとなく、歴史とか過去のことを勉強するときに、人間はこんなに進歩した、というような視点で語られることが多いと思います。けれど、過去の人たちがいまの人たちより劣っていたのかというと、そういうわけではないような気もします。たしかに、新しい道具とか技術とかがどんどん現れてくるわけで、それを「進歩」というのかもしれませんが、なんとなくそこには「過去よりも今のほうがより優れている」という価値観が見えてくるように感じます。けれど過去と今とか、今と未来とか、それって単純に比べられるようなものだろうか、と思うのです。

 

そう考えると、「時間が進む」というよりは、「時間が流れてどんどん変化していく」というだけのような気がします。どこかにゴールがあって、そこに向かって近づいている、というよりかは、ただ流れの中で姿や状態が変わっていっているだけなのではないでしょうか。

 

なんだか知らない間に、どこかにゴールがあるような気がして、あるべきゴールに近づいていかなくちゃいけない、と思い込んでいただけなのかもしれません。よく考えたら、ゴールなんてあるとは限らないですし、ゴールがあったからといって必ずしも目指さなければいけないわけではないようにも思います。

時間はただ流れていて、その中で人やモノやいろんなことが移り変わっていて、それに合わせたり、あえて逆らってみたりしながら、変化を楽しめればそれで十分なんじゃないかな、と思います。