いろいろ考えるブログ

株式会社ベンチャーネットでいろいろ担当しているタケダがいろいろ考えるブログです。

霞ヶ関のおもいで

こんにちは、タケダです。

みなさま、いかがお過ごしですか。

私は最近とてもねむいです。お腹もすきます。まるで成長期のこどもみたいなのですが、筋肉ががんばっているということにしています。

 

さて、残念なことにブログのネタに行き詰まりました。けれどここで諦めたらもうそのまま二度と書かない気がするので、徒然なるままに霞ヶ関にいたころの思い出を書いてみようと思います。

 

・あなただけ事件

職場のOGで当時はどこかの国際機関の要職についてた方が、一時帰国をして、キャリアの女性職員対象にキャリアと子育ての両立についてお話ししてくれるというイベントがありました。

参加したい人は返事ください、と人事部門からメールで案内がきていたので放置していたら、「返事きてないのタケダさんだけですよ」という電話がかかってきました。そのときはよく意味がわからず、「そうですか、確認します」と言って切ったのですが、同じ課の先輩に言ったら「私も同じ電話かかってきた」とのことでした。嘘はよくない。

 

・お正月から待機事件

官僚の仕事の厄介なところとして、「待機」という文字通り待っていなければいけないときがあります。待機にも主に2種類ありまして、1つが国会待機、もう1つが法制局待機です。国会待機は、議員さんからの質問に対する答弁を作るのに、質問が出てくるまで待つことです。最近はわりと早く出てくるようになっているらしいです。

法制局というのは、省庁で作る法案の審査をしてくれるところです。審査といっても、国会のように内容の良し悪しを審査するのではなくて、憲法や他の法令と矛盾していないかとか、きちんと作りたい制度として理解されるように書かれているかとかの技術的な審査です。

この法制局さんもなかなか人手不足で、繁忙期は深夜も土日も審査します。なので、定時を過ぎたころに、「今から書類見て気になるところあったら呼ぶから待機して」などと連絡がきたりします。これが法制局待機です。つらい。

年末年始も年明けの国会に向けた繁忙期で、1月1日2日は辛うじて休み、3日の朝から待機しておけという命が下りました。確か10時くらいから待っていて、呼ばれたのは12時間後でした。

12時間のあいだ何をしていたのかというと、他の係の方たちはトランプをしてたりジェンガをしてたりしましたが、私と係長は悲しいことに仕事をしていました。法案改正チームとは別のチームも兼務していて、そちらも年明けに大きな節目があったのでした。よくがんばった、わたしえらい。

ちなみに解散したのは深夜3時くらいでしたが、外に出たらちゃんとタクシーがたくさんいました。タクシーの運転手さんに、若いのに大変ですねえ、となぐさめられました。でも1月3日の深夜に霞ヶ関で待機してるタクシー運転手さんも大変だなあと思いました。

 

・麻婆豆腐事件

入省してまだ半年も経っていない頃でした。ある日、出勤してメールをチェックしはじめたところ、総括課長補佐(課長の次にえらい人なので、けっこうえらい)からメールがきていて、なんかやらかしたっけ?と焦って開いたら、おいしい麻婆豆腐のレシピが書いてありました。なかなかいいレシピでおいしくできて嬉しかったので、誰かに伝えたかったらしいです。ぜひ作ってみて、と言われましたが5年経った今も作っていません。ごめんなさい。

 

こんな感じで、めんどくさいこととか、つらいこととか、不思議なこととかいろいろありました。こうして思い返すとなかなか楽しい2年間です。

 

楽しいので次にネタがつきたときは思い出シリーズだな、次は百万遍の思い出だな、と思いましたが、よく考えたら大学時代はほとんど家にいました。ネタがつきたときのことは、そのときになってから考えようと思います。