たてよこななめ
こんにちは、タケダです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私は腹筋ローラーをがんばっています。さいきん腹筋ローラーの話しかしていないような気もしますが、きっと気のせいです。楽しいのでよしとします。
さて、私は大学を出てから新卒でとある中央官庁に就職しました。中央官庁は、ご想像のとおり、いわゆる縦社会です。係員、係長、課長補佐、課長、審議官、局長・・・なんて、役職がはっきりしていますし、入省した年によっても上下関係があります。えらい人たちの名前をならべて書くときに、A局長とB局長とか、同じ役職のひとが複数いるときは、さきに入省したひとから順番にします。なので、だれが何年に入省したかを覚えておかないといけません。ちなみにわたしは覚えられませんでした。なんで50音順じゃダメなんだろう、とずっと思っていました。
けれど、これはあくまでも仕事のときのお話です。仕事のときには、たくさんの人がいる職場では特に、責任の所在をはっきりさせるために、上下関係はそれなりに大事だと思います。名前をかく順番とかはあんまり意味がないような気もしますが、ルールを決めて面倒をなくそうということかもしれません。
飲み会なんかでは、意外にフランクだったりします。人によっていろいろだとは思いますが、よくある料理の取り分け問題も、「めんどくさいからみんな好きにとって食べろ」という先輩が多かった気がします。私はちょっとお酒を飲むとすぐに顔が赤くなるので、きづくと先輩方が頼んでくれたウーロン茶が目の前に3杯並んでいた、なんてこともありました。みなさん優しいです。
仕事では上司と部下だったり、先輩と後輩だったりするわけですが、職場を離れればみんな同じただの大人です。ただの大人どうし、お互いを思いやって大事にする。下っぱの私にもそんな風に接してくれた先輩たちは、とても素敵だなと思います。
人間どうし、いろいろな関係があります。わたしは、先輩方がしてくれたような「よこ」の関係が好きだし、心地よいと思います。仕事はともかく、日常生活で上下関係とか考えると疲れてしまいます。さいきん会社ではわりと古株?になってきてしまって、仕事以外のところでも、あとから入社したメンバーに気を使ってもらってるなあと感じることもあるのですが、「よこ」の関係を大事に、大人どうし、思いやって、お互いを大事にできる関係を作っていきたいなあと思っています。