いろいろ考えるブログ

株式会社ベンチャーネットでいろいろ担当しているタケダがいろいろ考えるブログです。

まっすぐしか投げられない

こんにちは、タケダです。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私はとてもねむいです。ふと思い立って腹筋ローラーなんて買ってしまったからでしょうか。腕とお腹がぷるぷるするのですが、なかなか楽しいです。だけどとてもねむいです。

 

さて、もう少し古いお話かもしれませんが、「忖度」という言葉が話題になりました。官僚が得意とかいうあれです。私も短いあいだとはいえキャリア官僚の端くれだった人間として、忖度なんて当たり前でしょ、とかいいたいところなのですが、残念ながら苦手です。苦手だから辞めたのではないか、という説もあります。

 

なぜわたしは忖度するのが苦手なんだろう、と考えてみたのですが、思い出してみると、「言いたいことは自分の口ではっきり言いなさい」と我が家では昔から言われていたような気がします。いつだったか、姉と姪っ子と食事していたところ、「のど乾いた」という姪っ子に対し、姉は「そういうときは何て言うの?」と返しました。姪っ子は、ハッとした様子で「お茶くださーい!」と答えていました。そうです、お茶がほしいならお茶がほしいとはっきり言う。20年以上前と同じやりとりが目の前にありました。

 

そういうわけで、わたしは自分が何かしたいとか、何かしてほしいとか、してほしくないとか、そういうことをぜんぶ言ってしまいます。社長には、「タケダさんはいつもドストレート剛速球」と言われます。すいません。

 

いろいろ複雑な人間関係があったりとか、事情がある場合もあると思います。だから、必ずしもストレートだけでなんとかなるわけではないかもしれません。けれど、ふだんの生活の中では、ストレートで十分なんじゃないのかな、と思うのです。

 

カーブがいいかな、やっぱりフォークかな、いやここはスライダーか!なんてあれこれ考えて、変化球を投げて、うまくいかなくて、相手がボールを落っことしたりして。それにいちいちイライラしたり、悲しんだりしていたら疲れてしまいます。とりあえずまっすぐに投げてみて、避けられたり打ち返されたりして、それで十分な気がするのです。受け取ってもらえたら儲けもん、くらいです。

 

あまりいろいろ考えるのは大変です。自分のてもとにボールがあるのなら、とりあえずまっすぐに投げてみる。伝えたいことをシンプルに伝える。もちろん大人なので言葉遣いには気をつけますが、わたしはこれからもシンプルにまっすぐ投げるスタイルでいきたいなと思います。